年長のクラスでは、毎日、ボードの上に子どもたちに向けた短い「メッセージ」が書かれています。
子どもたちは、その文章をノートに書き移すことから、一日が始まります。
それはひらがなの練習でもあり、同時に、毎日の積み重ねの大切さを学ぶ時間でもあります。
子どもたちに、一方的に知識のシャワーを浴びせかけて、
暗記を強いる教育手法を「知的教育」と呼んでもてはやすのではなく、
「なぜ?」「どうして?」「知りたい」「もっと知りたい」と言う
子どもたちの中から芽生える「知への欲求」こそ、大切にすべきではないでしょうか?
ゆっくりと一歩一歩、着実に積み重ねられるものがあって
初めて子どもたちの「考える力」へとつながるのではないでしょうか?
「ノーベル」とは、園長みずから指導する、いわゆるワークを使った「おべんきょう」の時間です。
「おべんきょう」の時間だからと言って、一方的に暗記を強要し知識を詰め込む時間ではありません。
点数をつけて、頭の良い子と悪い子を選り分ける時間でもありません。
聖いずみ幼稚園の「ノーベル」は、
子どもたちが理解できていない所、間違ったところを見つけ、
なぜ間違っているかを、子どもと一緒に考え、正す時間です。
だから・・・最後は・・・みんな100てん!
ちびまる子のようにお母さんにしかられることも無いんです!
「ノーベル」は、とっても楽しい! なんだか自信がわいてくる!
だって、園長先生にいっぱいほめられるし、「よくがんばりました!」って、頭をなでてくれるんだ!
だから、園長先生の「ノーベル」の時間がとっても楽しみ!
「ノーベル」は、小学校に上がる前の子どもたちに、
「おべんきょうって楽しい!」を実感してもらうための時間・・・に、他なりません。